※ 狙われています。無防備な窓まわり。
戸建て住宅の場合、進入口は「窓」が最も多く窓ガラスを破って入るケースが全体の2/3にも及びます。
侵入盗の抑止効果・阻止効果を発揮する防犯対策として、「防犯ガラス」「防犯フイルム」「防犯雨戸」「防犯窓シャッター」の設置が効果的です。
平成25年度の警察庁のホームページによると、侵入盗の侵入口は圧倒的に「窓」で58.2%にも達します。
侵入盗の侵入手段は「ガラス破り」が39.3%にも上ります。
警察庁、国土交通省、経済産業省及び建物部品関連の民間団体から成る「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が行った「ガラス防犯性能実験」によりますと、
◆ フロート板ガラス3mm・5mm
最も一般的で、広く開口部に使用されている板ガラスです。短時間で破壊され、防犯性能は望めません。
◆ 網入りガラス
火災時にガラスが割れ落ちて火炎が貫通することによる延焼、類焼を防ぐために金網を封入したガラスです。防犯性能は、フロート板ガラスと同様、期待できません。
◆ 強化ガラス
強化ガラスは、同じ厚さのフロート板ガラスに比べ約3倍の耐風圧強度を持っているガラスですが、防犯を目的としたガラスではあ
りません。破損しても粒状になるため安全性は高いとされていますが、防犯性能は期待できません。
◆ 防犯ガラス(防犯建物部品)
防犯ガラスは、2枚以上のガラスの間に柔軟で強靱な中間膜を挟み、熱と圧力を加えて接着しており、破片が飛散しにくく、加撃物が貫通しにくいガラスです。よって、打ち破り試験で打撃を7回加えても十分な大きさの穴が開きません。他の手口についても、高い防犯性能を示します。
◆ 防犯フイルム(防犯建物部品)
防犯フィルムは、その多くが総厚350μm以上のポリエステル製で5mmのフロート板ガラスに一枚全面貼りすることが条件になっており、打ち破り試験で打撃を7回加えてもフィルムが破れにくく、剥がれにくいため、十分な大きさの穴が開きません。他の手口についても高い防犯性能を示します。しかし、防犯フィルムであっても、 、 施工時の十分な水抜き十分な養生など適切な施工がなされていなければ、本来の防犯性能が発揮されないことから、専門の施工業者に適切な施工を依頼する必要があります。
◆ 防犯フイルム(A3サイズ)
ウィンドウフィルムをクレセント付近のみに部分的に貼ることが一般的に行われていますが、打ち破り実験を実施すると、防犯建物部品でもA3サイズのフィルム(5mmのフロート板ガラスに貼付したもの)の場合は、1~2回打撃を加えただけでフィルムの面積相当の大きさの穴が開いてしまいます。官民合同会議では、防犯フイルムの貼付方法についてガラス露出部分への一枚全面貼りを条件としています。
◆ 防犯雨戸
主として三階建て以下の木造住宅及び工業化住宅(プレハブなど)の窓やテラス戸の外側に取り付ける建具として使われています。バリエーションとしては横引戸箱タイプで戸板は断熱材充填両面フラッシュ構造の断熱仕様のみです。
侵入者が戸板を外し、錠のこじ破り、切り破りの行為を開始してから建物内部に侵入が可能になるまでの時間を「抵抗時間」と呼び、各商品ごとに定められた試験を行い、抵抗時間が5分間以上であることを確認されたものが「防犯性能の高い建物部品」(CP製品)として目録公表されています。
◆ 防犯窓シャッター
主として戸建住宅及び集合住宅の開口部にサッシやドアと併設される雨戸として使用されており、用途によるバリエーションとしてクローズタイプ、スリットタイプなどがあります。
侵入者がスラットや座板のこじ開けや切り破りなどの行為を開始してから建物内部に侵入が可能になるまでの時間を「抵抗時間」と呼び、各商品ごとに定められた試験を行い、抵抗時間が5分間以上であることを確認されたものが「防犯性能の高い建物部品」(CP製品)として目録公表されています。(施錠状態の窓又はドアと併用すること。)
※ 防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議
防犯性能の高い建物部品目録
筑後地区では台風や大雨などにも注意が必要ですし、プライバシーに対しても留意が必要です。
防犯ガラス、防犯フイルムだけですと、どうしても建物内部が透けて見えますので、外側を覆う雨戸や窓シャッターが必要だと思われます。
土日祝日も営業中!お問い合わせはお気軽に!
久留米シャッター販売
担当 原田
TEL 0942-73-5138 ( 午前 7:00~午後 9:00 )
メールでのお問い合わせ ⇒ こちらから